Trados Teamとの完全な互換性を確保するため、翻訳業務では最新のTrados Studio 2022を使用することをお勧めします。クラウドのプロジェクトを作業しているユーザーは、プロジェクトの作成、ファイルの翻訳、翻訳プロセスの管理といった処理をTrados Studio 2022とTrados Teamの両環境間でシームレスに続行できます。クラウドとデスクトップを組み合わせることで、ユーザーは場所や時間を問わず作業して、両環境のメリットを活用できます。また、Trados Studio 2022は翻訳業務をクラウドで開始する際にも役立ちます。備わっているウィザードを使用して、翻訳リソースやプロジェクトをクラウドアカウントに簡単に移行できます。
その一方で、翻訳プロジェクト自体は、Trados Studio 2022の使用の有無に関係なく、サプライチェーン内の誰に対しても送信できます。すべてのユーザーがクラウドアカウントにサインインして、割り当てられたプロジェクトを承認することになります。その後、以下の流れで作業します。
- Trados Studio 2022を使用しているユーザーは、翻訳/レビュー用のプロジェクトをTrados Studioまたはオンラインエディタで開きます。
- Trados Studio 2019以前を使用しているユーザーは、プロジェクトパッケージをダウンロードします。これは、通常どおりTrados Studioで処理できます。
- Trados Studioを一切使用していないユーザーは、オンラインエディタを使用するか、翻訳対象のSDLXLIFFを別の翻訳支援ソフトウェアで作業します。
Trados Teamは、Trados Studio Professional、Trados Studio Freelance、Trados Studio Starterなど、すべてのTrados Studioエディションと連携します。