
SDL Trados Studio ライセンスのアクティブ化
こんにちは、SDLジャパンの土田です。こちらのブログでTrados Studioを中心としたSDL製品の技術的な情報をお届けしています。
SDL Trados Studioはライセンスを適用することで継続的に利用することが可能になります。これを ライセンスのアクティブ化 あるいは ライセンスのアクティベーション と呼びますが、今回はその手順についてご説明します。
オンラインでのアクティブ化
通常の手順では、SDL Trados Studioにライセンスのアクティベーションコードを入力し、インターネット経由でSDL側のライセンス管理サーバーと通信することでライセンスのアクティブ化が完了します。これを オンラインでのアクティブ化 あるいは オンラインアクティベーション と呼んでいます。
ライセンスが未適用の状態で、Trados Studioを起動します。初回インストール時には30日間のトライアル期間が設けられていますが、こちらの日数に残りがある場合、このように表示されます。
日数に残りがない場合、「ライセンスなし」あるいは「期限切れ」と表示されます。
アクティブ化をクリックすると、アクティベーションコードの入力画面が表示されます。
ここでWEBブラウザからSDLアカウント(https://oos.sdl.com)にサインインします。製品およびプラン > ライセンス よりアクティブ化したいライセンスを探し、16進数で表記されたアクティベーションコードをコピーします。
SDL Trados Studioに戻り、アクティベーションコードをペーストします。アクティブ化 のボタンが有効になりますので、こちらをクリックします。
有効になったライセンスの種類が表示されます。OKをクリックし、Trados Studioを起動します。
オフラインでのアクティブ化
オンラインでのアクティブ化を行うためには、コンピューターがインターネットに接続されている必要があります。しかし何らかの事情によりインターネットアクセスが制限されている環境では、Trados Studioからのインターネット通信を行わない方法でアクティブ化を実施することが可能です。
これを オフラインでのアクティブ化 あるいは オフラインアクティベーション と呼びます。
先程のアクティブ化前の画面に戻りましょう。アクティブ化をクリックします。
同様にアクティベーションコード入力画面に移ります。ここでアクティベーションコードを入力せずに代替アクティベーションオプションをクリックします。
オフライン アクティベーションをクリックします。
オフライン アクティベーションの画面が表示されます。まずアクティベーションコードのフィールドに、アクティブ化したいライセンスのアクティベーションコードを入力します。
アクティベーションコードは、オンラインアクティベーションの時と同様にSDLアカウント (https://oos.sdl.com)の 製品およびプラン > ライセンス より確認します。
アクティベーションコードを入力すると、インストールID(*から始まる文字列)が自動的に生成されます。こちらをコピーしてください。
WEBブラウザ上のSDLアカウントに戻ります。ライセンスの右側にある オンラインでアクティブ化できない場合、オフライン アクティブ化証明書を取得 というリンクをクリックします。
オフラインアクティブ化証明書のページが開きます。インストールIDのフィールドにコピーしたインストールIDを貼り付け、オフライン アクティブ化証明書の生成 をクリックします。
アクティブ化証明書が生成されます。こちらのフィールド内の文字列をすべてコピーします。
SDL Trados Studioの画面に戻り、コピーしたアクティブ化証明書をアクティベーション証明書のフィールドに貼り付けます。アクティブ化のボタンが有効になりますので、こちらをクリックします。
以下のメッセージが表示されると、アクティブ化は完了です。
以上、Trados Studioのライセンスをアクティブ化する手順についてご説明しました。
逆にライセンスを非アクティブ化したい場合、下記の記事をご参照ください。
SDL Trados Studio ライセンスの返却(非アクティブ化)
https://www.sdltrados.com/jp/blog/deactivate-license.html