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Trados Studio 2022累積更新プログラムCU4リリースのお知らせ 

皆さんこんにちは。RWSグループ、SDLジャパンの島田です。 
 
Trados Studio 2022の累積更新プログラム(Cumulative Update)第4弾に当たるCU4が2022年10月18日付けでリリースされました。 
 
今回の累積更新プログラムでは、Trados StudioとRWSクラウドプラットフォームの連携における堅牢性が強化されているほか、さまざまな不具合の修正が行われています。 
 
本ブログでは、その中でも特に重要な修正を以下に抜粋してご紹介します(Trados Studio 2022 CU4を含むこれまでの累積更新プログラムで修正されたすべての不具合の一覧については、リリースノート(英語)をご覧ください)。 
  • Excelに埋め込まれたHTMLファイルをTrados Studioに読み込んだ際に分節化が正しく行われないことがあった問題を修正(CRQ-30843)  
  • Trados Studioがアイドル状態のときにサブスクリプション ライセンス サーバーとの接続が解除され、クラウドとの接続に失敗しましたというエラーが表示されていた問題を修正 (CRQ-27036) 
  • クラウド機械翻訳エンジンを特定のフローで使用するプロジェクトテンプレートからプロジェクトを作成した場合、ファイルを一括翻訳・解析する際に生じていた問題を修正 (CRQ-24339) 
  • 変更履歴がオンになっているDOCX(Word)ファイルを読み込んだときに、セグメント間に誤ったコンテンツが挿入されていた問題を修正 (CRQ-24245) 
  • Trados Studioで30日間試用ライセンスを使用している場合に、ライセンス期限切れのメッセージが誤って表示されることがあった問題を修正 (CRQ-11737) 
  • クラウド翻訳エンジンを使用しているプロジェクトにAnyTMとして翻訳メモリを追加した場合に一致候補が表示されなかった問題を修正 (CRQ-24980) 
  • 訳文言語が複数設定され、翻訳対象ファイルが複数存在し、複数のグループにタスクが割り当てられているクラウドプロジェクトをTrados Studioで開くと「ErrorCodeBadRequest」というエラーが表示されていた問題を修正 (CRQ-24085) 
  • GroupShareチェックイン機能を使用してバージョン管理上の問題が起きる可能性があるファイルをチェックインする際にプロンプトが表示され、ユーザーが[いいえ]を選択するとバージョンの重複が発生することがあったが、このプロンプトを表示しないように仕様を変更 (CRQ-29324) 
Trados Studio 2022 CU4のインストーラはダウンロードセンターから入手可能です。 

なお、累積更新プログラムのインストーラを実行すると、すでにインストールされているTrados Studio 2022の全コンポーネントが更新後のバージョンに置き換えられるため、新規にTrados Studio 2022をインストールした際と同程度の時間を要します。あらかじめご了承ください。 

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