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トラブルシューティングに必要な情報

こんにちは。SDLジャパンの土田です。こちらのブログで、SDL Trados Studioを中心としたSDL製品の技術的な情報をお届けしています。

Trados Studioを使用中に何らかのエラーが発生した場合、SMAご加入いただいているお客様であればSDLのサポートにご連絡いただくかと思います。あるいは、SMA加入の有無に関らず、SDLコミュニティまでお困りの状況をご投稿いただくことも可能です。

どちらの場合でも、トラブルシューティングに必要な情報を取得し、提供していただくことが解決への早道となります。今回は、エラー発生時に必要な情報を取得する方法についてご案内します。


エラー画面のスクリーンショット

見慣れないエラーが発生した場合でも、まずはエラー発生時のメッセージをスクリーンショットの形で取得してください。エラーの画面で[PrintScreen]あるいは[PrtScr]を押すと、画面全体のスクリーンショットがクリップボードにコピーされます。

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「ペイント」あるいは「ワードパッド」などWindowsに標準で付属しているアクセサリソフトを開き、ソフトウェアをクリップボードにコピーされた画像データを貼り付けます。あるいはMicrosoft Wordで開いた書類に貼り付けることも出来ます。

画像を貼り付けた後は、それぞれのソフトウェアに対応しているファイル形式で保存を行ないます。「ペイント」であればPNG形式、「ワードパッド」であればRTF形式、Microsoft WordであればDOCX形式などが考えられます。

また、Windows 10から新しいスクリーンショット取得方法が使えるようになりました。下記のMicrosoft社サポート記事をお読みください。

Windows 10 でスクリーンショットを取得してコメントを追加する方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4488540/windows-10-how-to-take-and-annotate-screenshots


スタックトレースの取得

問題調査に当たってエラー画面のスクリーンショットと同じぐらい重要な情報が「スタックトレース(Stack Trace)」と呼ばれるファイルです。

こちらは、エラーがどのようなコンポーネントの処理中に発生したかを示すXMLファイルです。先ほどのエラー画面上で[保存]のボタンをクリックすると、XMLファイルの保存を求められます。

ファイル名は「sdlerror-[日付]-[時刻].sdlerror.xml」という形式になります。例えば、2020年1月7日の14時22分19秒に取得したファイルであれば、sdlerror-202017-14h22m19s.sdlerror.xmlというファイル名になります。

XMLファイルをテキストエディタで開くと、以下のような内容が記載されています。

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エラー画面のスクリーンショットと同様に、問題調査のための重要な手がかりになるものです。


Trados Studio / MultiTerm Desktopのバージョン詳細

見落とされがちですが、もうひとつ重要な情報があります。それはTrados Studio および MultiTerm Desktopのバージョン情報です。

これはソフトウェアサポート全般に言えることなのですが、トラブルシューティングを行なう上で「ソフトウェアが最新のバージョンにアップデートされている」ということが大前提になります。

過去のバージョンに何らかの問題が存在していたとしても、アップデートによって解決されているといったことが多くあります。また原因を調査する際にも、「どちらも最新バージョンである」という形で条件を揃えた方が、より効率的な調査が行なえるためです。

Trados Studio および MultiTerm Desktopの[ヘルプ]タブより[SDL Trados Studioのバージョン情報]あるいは[SDL MultiTermのバージョン情報]というメニューをクリックします。

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このメニューより、ソフトウェアのバージョン詳細が取得できます。こちらの画面のスクリーンショットも併せてご提供ください。

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もしもソフトウェアの起動が完了する前にエラーが発生してしまう場合であっても、起動中の以下の画面にバージョン詳細が表示されます。こちらのスクリーンショットを取得してください。