Trados Business Manager

Trados Business Managerの最新リリースのご紹介

Trados Business Managerは、翻訳業界のニーズに応えるために全面的に改良されました。新しいインターフェース、カスタマイズオプション、統合機能の向上についてご紹介します。

完全に刷新されたユーザーインターフェース、ワークスペースをカスタマイズする新しい方法、Tradosソリューションとのより深い統合、そして処理の高速化など、今回のリリースは単なるアップデートではありません。Trados Business Managerは、ユーザーからのフィードバックに基づいて、ローカリゼーション業界のニーズにさらに応えるために徹底的に見直され、多くの点でまったく新たな製品リリースと言ってもいいほどです。

これらの画期的な新機能や強化された機能、そしてこれらの機能によって必然的にもたらされる作業方法の変化について詳しく見ていく前に、Trados Business Managerの概要と、それが翻訳業務の効率化にどのように役立つかについて簡単に説明したいと思います。

Trados Business Managerの概要

業務管理、顧客情報とベンダー情報の管理、レポート作成に加え、正確な見積もりと請求書の作成と送信は、翻訳業務を行うにあたって必要不可欠な作業です。しかし、これらのプロセスがほとんど手動で行われ、高品質な翻訳を迅速に提供するという最も重要な作業に携わる時間が奪われてしまうこともあります。 

Trados Business Managerには、上記をはじめとするあらゆる作業を管理するための専用の環境が用意されています。自動化により、翻訳ジョブを最初から最後まで効率的に管理し、翻訳プロセスをスピードアップし、手作業を減らすことができます。さらに、グラフや図を利用したダッシュボードでビジネスパフォーマンスの追跡やレポート作成を行うことができ、全社で透明性を確保できます。

Trados Business Managerは、Trados Studio、Trados GroupShare、Trados Live Teamとシームレスに連携し、業務を効率化するのに最適なツールです。Trados Business Managerを初めてお使いになる場合、製品概要でこの優れたソリューションの詳細をご確認ください。

新機能

Trados Business Managerの概要を理解したところで、最新リリースであるTrados Business Manager 6の優れた新機能をいくつかご紹介します。主な特長は以下のとおりです。

一新されたユーザーエクスペリエンス

まず、Trados Business Managerは全体的に見直しが行われ、最新の64ビットテクノロジーをベースに構築された結果、ユーザーインターフェイスが一新され、応答性が向上しました。ユーザーにとっては、ソリューションの操作がさらに迅速かつ容易になったということです。具体的には、すばやく簡単にアクセスしたいタブを固定する新機能、複雑なフィルタリングオプションを作成するビジュアルフィルタービルダー、ビューを絞り込むライブコンテンツフィルターが追加され、目的のファイルや機能をいつでもすぐに見つけることができます。 

さらに、Trados Business Managerでは、新しいプロジェクトの作成や完了など、システム内で行われたあらゆるアクションをアクティブなユーザーに即座に通知する、リアルタイムの通知機能を提供しています。これにより、ユーザーは常に最新の情報を入手することができます。  

ワークスペースをパーソナライズする新しい方法

すべての翻訳業務にはそれぞれ独自の作業方法があるため、要件に合わせて環境をカスタマイズできることが不可欠です。Trados Business Managerの最新リリースでは、ソフトウェアのパーソナライズ方法がさらに増えました。

これまでもTrados Business Managerでは、ユーザーに役割を設定し、各ユーザーグループが閲覧できるコンテンツを指定することができましたが、この機能がさらに強化されました。Trados Business Manager 6では、管理者として、コンテンツの表示方法を選択し、ユーザーごと、ロールタイプごと、またはプラットフォーム全体の表示をカスタマイズすることもできます。また、さまざまなレイアウトスキームを作成し、ユーザーごとに固有の体験を提供したり、ユーザーまたはユーザーグループごとにデフォルトのダッシュボードを設定したり、カスタマーポータルで顧客ごとに異なるデータ入力フォームを設計したりすることもできます。可能性は無限です!

さらに、Trados Business Manager APIを利用して、Trados Business Managerツールをカスタマイズすることもできます。例えば、これらのAPIを使用してコネクタを作成し、Trados Business Managerを会計ソフトウェアやコンテンツ管理システムに接続したり、Trados Business Managerのデータを使用して外部でレポートを作成したり、まったく新しいビューを作成して、現在表示されていない情報を確認することもできます。情報がTrados Business Managerに記録されている限り、それを使用してあらゆることが可能になります。

強化された顧客ポータルとベンダーポータル

既存のTrados Business Managerユーザーはすでにベンダーポータルや顧客ポータルに精通していると考えられ、このことが全体的な業務効率の向上とサプライチェーン内のすべてのユーザーの時間の節約に役立っています。Trados Business Managerの最新リリースでは、これらの機能がさらに強化され、ユーザー体験が向上しています。

顧客ポータルでは、ジョブやプロジェクトのリクエストを下書きとして保存したり、ファイルマネージャーにドラッグするだけでファイルを一括アップロードしたりできるようになりました。 

ベンダーポータルでは、割り当て配信のユーザーインターフェイスのデザインが一新され、ベンダーによるジョブの配信や翻訳用ファイルのアップロードがはるかに容易になりました。ユーザーは、新しいベンダーアクティビティレポートを利用して、作業中のジョブをすばやく表示し、プロジェクトの詳細にアクセスすることもできます。これにより、ベンダーへの割り当てがスムーズになります。

サプライチェーン全体に対応する拡張性の高いソリューション

今回発表されたTrados Business Manager 6は、顧客の成長に合わせて拡張され、個人翻訳者、翻訳会社、企業の翻訳チーム向けに個別のパッケージを作成して提供できるようになりました。

  • 個人翻訳者向けの製品である「Trados Business Manager Essential」は、個人の翻訳業務の管理に必要な主要機能を備えたデスクトップソリューションです。
  • 「Trados Business Manager Team」は、ウェブアプリケーションを通じて、他のユーザーとの共同作業を検討している小規模なチームのユーザー向けのソリューションです。顧客ポータル、ベンダーポータル、APIはアドオンとして追加できます。
  • 「Trados Business Manager Enterprise」は、顧客ポータル、ベンダーポータル、APIを含む、完全なエンドツーエンドの本格ビジネス管理ソリューションです。
3つのTrados Business Managerパッケージがもたらす柔軟性により、あらゆる規模の翻訳業務をサポートする理想的なソリューションと言えます。さらに、Trados Business Manager TeamとTrados Business Manager Enterpriseは、サーバーにオンプレミスでインストールすることも、RWSが管理するプライベートホスト型ソリューションとしてインストールすることもできます。また、Trados Business Manager Enterpriseはマルチテナンシーをサポートしているため、管理者は製品内から簡単に構成できます。

ほかにもたくさんのメリットがあります。

このブログではできるだけ多くの情報を凝縮してお伝えしましたが、ほかにも監査証跡機能の強化やファイルのバージョン管理の向上から、ウェブベースの環境からTrados Studioに接続できるようになったこと、ベンダーへの支払いの計算や無料の顧客向けプロジェクト管理の新たな方法まで、さらに多くの機能強化が行われています。Trados Business Managerの新機能や強化機能をすべて確認したい場合は、リリースノートをお読みください。すでにTrados Business Managerが販売中で、購入をお考えの場合は、今すぐオンラインショップにアクセスするか、当社までお問い合わせください!